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  • B型肝炎ワクチンの接種をしている職員の“針刺し”への対応について

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感染対策Q&A

針刺し・血液曝露

Q
CDCではB型肝炎ウイルスワクチンを接種して抗体価を獲得すれば、15年は有効だとさされ、日本でも免疫不全などがなければ終生有効といわれてきました。
しかし、貴院(静岡県立総合病院)の“針刺し”の場合、ワクチン接種をしていても抗体価が低下していれば、未接種者と同様に対処をするとのことですが、その根拠を教えてください。また、当院の職員の中には抗体価が低下すると、ワクチン接種を希望する者がいます。
再接種することの是非についてもお伺いします。
(a)
ワクチン接種者の針刺しで、未接種者と同様に対処した事例はありませんが、パニックになっている当事者に「大丈夫」だといえるだけのものはないので、対策に幅をもたせています。また、ワクチンの追加接種については、本人が希望すれば既接種の回数に関わらず接種しています。

(b)
B型肝炎ワクチンについての議論は多数ありますが、当院(県西部浜松医療センター)では、基本的にはワクチン接種をして抗体を獲得していればフォローアップだけで放置することにしています。ただし本人が希望すれば未接種者と同様に対処するという幅をもたせています。

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