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感染対策Q&A

器具・器材・リネン類の洗浄・消毒・滅菌

Q
経管栄養のシリンジを再使用するにあたり、施設では、使用しているカテーテルシリンジのガスケットは、ステンレス系熱可逆性エラストマーとう素材でできており、連続耐熱温度60℃〜70℃となっている。食器乾燥機にかけると、そのあとゴムくさいにおいが発生して健康によくないように思えるが、どうしても食器乾燥機にかける必要がありますか?食器乾燥機は90℃・25分かけてもシリンジの外筒の水滴が完全にとれない。そのため、90℃・50分乾燥機にかける時もある。
単回使用機材の製品は、使い捨てが原則です。経管栄養に使用するシリンジは、内服薬の注入のみだけでなく、チューブの位置確認にも使用するので、胃内容物を吸引することも想定される。言い換えればシリンジは、薬剤などを胃或は、腸に直接注入するのみならず、使用者の体液に接触するものです。よって、個別管理と消毒対応を進めます。シリンジは、構造上、内腔まで洗浄・乾燥が行いにくいのが特徴です。熱消毒或は、乾燥を目的とした食器乾燥機を使用していても乾燥を得にくく、また、熱によりガスケットが軟化しているのであれば、消毒剤による消毒を選択したらどうでしょうか。洗浄後、次回使用時まで0.01%次亜塩素酸ナトリウムに浸漬したままにし、使用直前に流水で洗浄し、乾燥させてから使用すれば、場所はとるが消毒による変性はおきにくいと思います。この方法を選択する場合は、消毒剤が効果を発揮するためには、最低60℃以上の浸漬をすること、調整した消毒剤は汚染時或は、24時間で交換する。

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